不登校中の勉強はどうしたらいい?タイプ別に方法を紹介

不登校中、勉強の遅れを心配するお子さんは多くいます。しかしいざ勉強しようとしても、具体的にどうすればいいかわからないという人もいるでしょう。今回はお子さんのタイプ別に、不登校中の勉強方法を紹介します。「学校の勉強に追いついて復学したい」「高校受験で合格して心機一転スタートしたい」という人は、ぜひ参考にしてください。

不登校中の勉強方法は?タイプ別に紹介

不登校中の勉強方法と言っても、お子さんのタイプによって合った方法はさまざまです。タイプ別におすすめの方法を紹介します。

集団が苦手な場合:自主学習で勉強する

集団の勉強が苦手であれば、無理せず自宅で自主学習を行いましょう。

今は市販の教材も豊富ですし内容も充実していますから、1人でもしっかり勉強することができます。あらかじめ録画された動画を使用する、映像授業もおすすめです。自主学習のメリット・デメリットとして、以下の点があげられます。

メリット…お金がかからない

デメリット…わからない箇所が質問できない、モチベーションが維持しづらい

メリットはお金がかからない点です。市販の教材を使用する場合、1,500円程度で勉強を始めることができます。

一方、デメリットはわからない箇所があっても質問できないことでしょう。そばに質問できる人がいないため、つまずいた箇所がそのままになってしまう場合があります。

外出が辛い場合:家庭教師に来てもらって勉強する

不登校のお子さんのなかには、そもそも外出自体が辛い子もいます。外出できない場合におすすめなのが、家庭教師に来てもらって勉強する方法です。不登校のお子さん向けのプランが用意されている家庭教師会社も多くあります。家庭教師のメリット・デメリットも見ておきましょう。以下のとおりです。

メリット…わからない箇所をすぐ質問できる、人と話す機会ができる

デメリット…費用が高い、相性が合わない場合がある

1人での自主学習と違ってわからないことがすぐ質問できるのが大きなメリットです。また、不登校中は関わりが家族とだけになりがちですが、担当講師との会話を通して人と関わる機会を持つことができます。

デメリットは、費用が高いことでしょう。また、講師と相性が合わない可能性も考えられます。もちろん、多くの家庭教師会社で講師の交代が可能です。しかし最初の講師と相性が合わなかったことで、お子さんが家庭教師自体を嫌がってしまうことは少なくありません。

外出できる場合:塾に通って勉強する

外出ができるのであれば、塾に通うのも1つの方法です。塾にはマンツーマン、少人数授業、集団授業などさまざまな形態があります。大勢の授業に抵抗がない場合、集団の学習塾に通ってみるのも良いでしょう。競い合ったり励まし合ったりすることで、モチベーションを維持できます。

「外出はできるけれど集団は難しい」というお子さんであれば、マンツーマンや少人数授業がおすすめです。塾のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット…モチベーションを維持しやすい

デメリット…生活リズムが整っている必要がある

先に説明したように、仲間がいることでモチベーションを保ちやすくなります。マンツーマンであっても、講師がそばにいることでモチベーションが維持できるでしょう。

一方、塾では生活リズムが整っている必要があります。毎週同じ時間に授業があるため、それに合わせて外出して勉強しなくてはなりません。リズムが乱れていたり、体調に波があったりする場合は通うこと自体が難しくなる可能性があります。

不登校中による勉強の遅れは取り戻せるの?

不登校のお子さんのなかで心配になのが、「そもそも不登校中の勉強の遅れを取り戻すことは可能なのか?」ということではないでしょうか。結論としてお伝えしたいのは、「不登校による勉強の遅れを取り戻すのは十分に可能」ということです。理由を説明していきます。

勉強の遅れを取り戻せる理由として、「学校の授業はそこまで速く進まない」という点があげられます。学校の授業は、理解のスピードが異なるさまざまな子どもに向けて丁寧に行われます。全員の理解が必要ですので、理解に時間のかかる子どもに合わせて進みます。そのため、実は思っているほど学校の授業は速くは進まないのです。

不登校中の強みは、ほかの子どもに合わせることなく自分のペースで勉強できることです。自分のペースでしっかり取り組めば、勉強の遅れを取り戻すことは十分可能です。

さらに、学校では主要教科以外にも体育や図工などの技能教科も行います。ほかにも、学校行事があるでしょう。主要5教科にかけられる時間は、それほど多くありません。

不登校中であれば、そういった技能教科や学校行事に時間を割くことなく勉強に集中できます。もちろん技能教科や学校行事からも学びはたくさんありますが、受験に必要な主要5教科という点に絞ると、そこまであせる必要はないのです。ひとまず安心し、心を落ち着けて勉強に取りかかりましょう。

不登校中の勉強を効率的に行うコツ

ここまで、不登校中の勉強方法と勉強が取り戻せる理由を説明してきました。ここで、不登校中の勉強をより効率的に進めるコツを紹介します。

勉強の環境をしっかり整えよう

不登校中の勉強を効率的に進めるには、まず勉強の環境をしっかり整えることが重要です。特に勉強する机の上が散らかっていると、なかなか集中するのは難しいもの。些細なことかもしれませんが、環境作りは非常に大切です。余裕がある場合は部屋全体を片付けるようにしましょう。環境がすっきりしていれば、知識の吸収も早くなります。

自主勉強は参考書が鍵!選び方のポイント

自主勉強を選択する場合、市販の参考書を使うケースが多いでしょう。選ぶ参考書によって効率も変わってきますから、慎重に選ぶ必要があります。選ぶ基準として、参考書の「厚さ」を大切にしてください。量が多いと、モチベーションの維持が難しくなります。あまりにも厚い参考書は避けるようにしましょう。

また、自主勉強では参考書の解説を読んで自分で理解することになります。解説がわかりやすく充実した内容の参考書を選びましょう。

自分の勉強タイプを知る

勉強には、お子さんそれぞれでタイプがあります。勉強のタイプは、以下の3つにわかれます。

・コツコツ型

・短期集中型

・インターバル型

コツコツ型のお子さんは毎日少しずつ勉強するのが合っていますし、短期集中型の場合、短期的な目標を持つと効率的に勉強できます。インターバル型とは、休憩時間を入れながら一定時間勉強する形が合っているタイプです。自分がどのタイプなのか、一度ぜひ向き合ってみてください。把握したタイプに沿って勉強すると効率的です。

例えば短期集中型のお子さんの場合、「毎日コツコツ」では継続が難しいでしょう。どの方法が良い、悪い、ということはありません。大事なのは、自分のタイプに合った方法で勉強することです。

不登校中の勉強はダブルプラスアカデミーにおまかせ!

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